7716リビング(実家)

群馬在住、30代主婦の日々のあれこれ

11月2週目 手に汗握った文化発表会

アラサー主婦の備忘録(ヤマもオチもありません)

11月5日~11月11日 今週の出来事

 

手に汗握った文化発表会

子どもの中学校で文化発表会があり、見に行ってきました。

午前中は各学年、クラスごとの合唱。

午後は文化部(合唱部、科学部、吹奏楽部)の発表というスケジュール。

2年生の息子が、クラスの合唱で指揮をする。午後の発表ではトランペットを全校生徒の前でひとり吹くソロがある。ということで、こちらも緊張しながら、でも期待しながら見に行きました。

 

ちょっとぽっちゃりしていて、ふにゃふにゃして頼りない感じだったのに、中学生になり吹奏楽部に入部してからはメキメキと積極的になり、体もシュッとスリムになり、どこからか責任感の強さも身につけてきた息子。

大きな中学校なので全校生徒600人くらいいるのですが、その前でしっかり腕を振って指揮をしていましたし、トランペットソロも多少トチりつつも体育館に響く音で吹き上げていました。

600人の前で、ステージの上でなんて、私だったら想像しただけで変な汗をかくし、相当な勇気がいると思う、むしろ無理!って言ってしまいそうだけど、やり切った。

いやはや、すごい奴だぜと思いました。

もう母から教えることなんにもねーぜ。むしろ教わる方だぜ。

 

今週、三者面談もあったのですが、その際担任の先生にも褒めてもらえて、更に「文化祭後の作文に、『(息子)くんが頑張ってまとめてくれた』という感想も結構ありましたよ」と言ってもらえて、「良かったなあ、良かったなあ」とじんわりしました(๑´ω`๑)

 

今週読んだ本

NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

『NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦』

 

超常現象というと、トンデモな、信じるか信じないかはあなた次第…みたいなイメージがありますが、それを科学的に紐解く本。 

 

前書きの

 

超常現象とは、現代科学では説明ができていないだけであって、いつかは必ず合理的な説明がつけられる自然現象や物理現象である

 

という一節に目からウロコが落ちました。

 

現代の最先端科学が将来もずっと正しい保証はどこにもない。

今、我々が信じている常識が、未来の人々にとって驚くべき非常識な事例であることなど、沢山ある。

 

天動説が常識だった時代に「地動説(゚Д゚)ハア?」だったように。

今や、持っているのが普通のスマートフォンが数年前まで存在すらしていなかったように。

私たちが思っている当たり前って、確固たるもののように見えて実はすごーく曖昧なものなんですね。

 f:id:hatsune0303:20181112090340j:plain

結構字が詰まっていてむずかしい本なのですが、とても興味を惹かれたのは臨死体験

 

トンネルを通った先に、見たこともないような素晴らしい景色の場所がある。

死んだおじいちゃんやおばあちゃんに会えた。

味わったことのないような多幸感、安心感に包まれた。

 

など、臨死体験をした人の証言には共通点が多い。というのも面白いのですが、そこで議論するのが、『死後の世界はあるか否か』ではなくて、『共通点があるなら、それって人の体の生理現象なんじゃない?』であるというところ。

つまり、死に瀕した時、人ってそうなるもんなんじゃないの? という、科学的かつ現実的な視点。

 

で実際、別の実験で死んでしまったネズミを見たら、心臓が止まってからも脳みそはしばらく動いていて、しかも結構活発に動いていて、そのタイミングで死後の世界を見ているのでは…という記述もあり…まじでか。

私はスピリチュアルは好きだし面白いから信じたい反面、やっぱり科学的根拠がないものは完全に信じられないなと思っているのですが、楽しく読みました。

こういう信じているものをひっくり返される体験てわたし大好きで、だからサスペンスやミステリーも好きだし、心理学も好きなんだなと思います。

アドラー心理学の『嫌われる勇気』を読んだ時も、「えッ、『私は他人より劣ってるから静かに、人の迷惑にならないように生きていかないといけない』っていうの、ただの思い込みだったの!?」と気付いた時も、世界がひっくり返ったもんなあ。

 

科学の限界に迫る、ということで、はっきり「これはこう!」という結論は出ないのですが、知的好奇心をめっちゃ刺激され、人間て面白い、この世って面白い。と思える本でした。