宇津木式を始めて一ヶ月。始めたきっかけと経過について
こんにちは、7716(@hachi7716) です。
「なにもしない」スキンケアを始めて1ヶ月経ったので今の気持ちを書きます。
かなり大胆な方法なので、やるかやらないか二の足を踏んでいる人の参考になれば幸いです。
はじめに、当方のスペック
・30歳♀。パートで働く主婦。接客業なので身なりにはそれなりに気を遣う。
・プライベートの時間は、割とぼっち。パーティーとか絶対行かない。
・肌はまあまあ強い方。毛穴は気になるが、大きな肌トラブルは特になし
・綺麗に見られたい、でもどうせ私の顔なんか誰も見てないよな…というシーソーによく乗ってる。
※ 社内でモテたい! 合コン大好き! 盛ってナンボ! みたいなパーリーピーポーの方には、決して向けていない記事でございます、あしからず。
宇津木式とは…
シャンプー、リンス、クレンジング、化粧水、乳液、クリーム…
ありとあらゆる化粧品に含まれる界面活性剤は、衣類の洗濯ではとても役に立つが、肌にはダメージを与えてしまう。
よかれと思って使う化粧品が、実は肌荒れの原因である。
自分の肌の自己回復力を信じて、何もしないことで肌を健康な状態にもどす。
私が、宇津木式を始めたきっかけ
糖質制限を始めて、今まで信じていた「日本人は米を食べるべき」、「摂取カロリーを減らせば痩せる」という常識がひっくり返りました。
それはとても驚きで、かつ新鮮。なんだか目の前が拓けるような体験でした。
糖質を控えることで、体調がよくなって肌もきれいになってきた頃。
糖質制限を知ることになったきっかけの「マンガでわかる糖質制限」の作者、ゆうきゆう先生が、「マンガでわかる肉体改造 湯シャン編」を公開しているのを見つけました。
そこに書いてあったのは、
「シャンプーもリンスも、化粧品も使わず、お湯で洗えばオールオッケー」
という、これまた常識をひっくり返される内容。
まじかよ…と思いましたが、コミックスを買い、元になっていると思われる宇津木龍一先生の本も読み、納得するにつれ、やってみるかーという気持ちになったのでした。
心の片隅では、ちょっと気づいてた、というのもある。
私がちゃんと化粧をするようになったのは、おそらく20歳ごろ。たぶん一般的には遅い方だと思います。
選ぶ化粧品にはいろいろ思い入れがありました。
雑誌に載っていたとか、ネットのクチコミとか、ケースが可愛いとか、憧れのブランドとか。
でも何を使っても、目に見える効果は特になく、朝すっぴんを鏡で見て、『何でだろう。何を使えば綺麗になるんだろう』と思ってました。
その気持ちは小さいけども確実にストレスで、私は自分の肌のことが好きになれずにいました。
ネットで探した効きそうな化粧水を買う→特に変わらない→別の効きそうな化粧水をネットで探して買う→特に変わらない→ネットでry…
というループ。しかもそれを美容液やクリームやら、他のアイテムでもやってる。
はっきりいって疲れていました。
『これを使えばオッケー!』という正解を求めて、疲れ切っていました。
そんな中読んだ、宇津木先生の本に書いてあったこの文。
うろ覚えですが、
化粧品は効かないようにできている。
効いたらそれは医薬品。
化粧品が効いてしまった悪い例が、カネボウの白斑問題。
これを読んで、目からうろこが落ちました。
化粧品は、効かない。
知ってた。知ってたよ!!
何を使うかじゃなくて、使わないという選択。
まさに逆転の発想。またしても常識がひっくり返りました。
いざ実践! 宇津木式!
宇津木式のやり方は、この上なく簡単。
頭も顔も、お湯か水で洗う。それだけ。
乾燥がひどい箇所にはワセリンをちょびっとつける。
石鹸を使う時は純石けん。など多少の約束ごとはありますが、
基本、お湯で洗いなさいです。
そして、洗ったあとは何もつけない。
今までは化粧水美容液乳液やらクリームやら忙しなくつけていましたが、何もいりません。
タオルで優しく水分をとって終わりです。
1ヶ月やってみての経過
始めて1週間くらいは、洗顔後激しく乾燥しました。
口の周りや頬が、粉をふいたような状態。
毛穴やシミは前から気になっていましたが、こんなに乾燥を感じるのは初めて。
でもこれが私の本当の肌の姿なんですね。
今まで朝晩一生懸命やってたスキンケアは、その場しのぎの潤いに過ぎなかったのです。
2週目後半くらいから、乾燥は少し収まり、皮脂が出てくるのを感じました。
ベタベタの油っぽいやつじゃなく、肌を乾燥から守るような皮脂。
ちなみにノーメイクで過ごすのは現実的ではないので、パウダーファンデをブラシでさっと塗るメイクをしていました。
古い角質は数日で剥がれ落ちるから、熱心に落とさなくていい、というのを信じてお湯だけで洗顔していましたが、残ったファンデで肌が荒れるようなことは特にありませんでした。
3週目。これは続けられると思えたので、洗顔料を始め、基礎化粧品と化粧品をごっそり処分しました。
残したのはマキアージュのパウダーファンデと、パウダーアイブロウ、口紅3本くらい。
洗面所の棚も化粧ポーチもスッキリしました。
そして新たにお湯で落ちる化粧品を数点買い、使い始めました。
4週目から現在に至るまで、宇津木式を続けて、一番思っているのはとにかく楽。めっちゃ楽。
お金もかからないし、時間もかなり空いた気がします。
肌の調子ですが、以前と比べたらちょっと良くなったかな、と言う感じ。
まだ1ヶ月なので、大きな変化はないし、乾燥を感じる部分もまだあります。
でも化粧品を使っても使っても変わらないという負の連鎖からは、一歩出られたなという実感はあります。
肌がツヤピカになった!! とは言えないですが、以前と同じメイクをしたら、間違いなく今の方が肌が綺麗です。
お金も時間も浮いて、肌の調子もちょっとですがいい方に向いている。
これはいい、続けていきたい。というのが、今の気持ちです。
…というか、今が楽すぎてもう戻りたくない 笑
湯シャンはちょっとおすすめし難い…?
シャンプーを使わない湯シャンも同時期に始めましたが、こちらは顔や身体よりも実践は難しいな…というのが正直なところです。
特に暑い時期や、髪が長い女性はかなり手間がかかりそう。
石けんシャンプークエン酸リンスという手もありますが、私は面倒なので普通のシャンプー(今はパンテーン)を使ってしまいます。
でもシャンプーは毎日しなくてもいいと実感しました。
頭皮も、シャンプーを控えていると、いい感じの皮脂を出してくれるようになり、天然のトリートメントのようになります。
控えすぎると古い油みたいな匂いがしてくるので、4日おきくらいにシャンプーをするので落ち着いています。
たまにシャンプーすると、脂も汚れもごっそりもっていかれる感じに改めてビビります。続けてたらハゲるってのも、確かにそうかも…と思います。
ちなみに、思ったことはズバッと言う旦那や素直な子どもと同じ布団で寝ることもありますが、頭の匂いについて言われたことは一度もありません。
宇津木式、湯シャンに興味があるけど悩んでいる人用に、薔薇先生の名言を貼っておきます!
次回は今使っている、お湯で落とせる化粧品を紹介しようと思います。