10月1週目 つまんないつまんない
アラサー主婦の備忘録(ヤマもオチもありません)
10月1日~10月7日 今週の出来事
時間セレブになる
6月から始めたダブルワーク。
労働時間が増えたことでお給料も増えて、時間をセーブしないと扶養範囲を超えかねないという状況になり、10月、11月は仕事の時間を月80時間以下にしてもらいました。
そうしたら、月に19日休みという数字になりまして。
月に19日休みというのはですね。31日ある月で、12日しか働かなくていいということで。
週3日仕事。残りの4日は休みという…
超恵まれてるじゃないですか。
最高や! と思うじゃないですか。
で、実際どうかというと、
すっげー暇なんです。
すっげー暇なんです!
子どもも中学生なので、朝学校行けば19時くらいまで帰ってこないから面倒見ることもそんなにないし、私気軽に誘える友達もいないし、お金があれば色々遠出したり遊びに行きたいですが、そんなにお金もなくてですね…
ゲームしたり本を読んだりしますが、今のところいまいちハマれるものもなくて。
私はもともと悩みがちなので、時間が有り余ってくると塞ぎ込んでしまうんですよね。
熱中できる趣味がない。とか
友達いない。とか
お金もない。とか
あー、私誰からも必要とされてないわー…
ってへこむ。
で、対策を色々調べて、こんな記事にもまとめたんですけど。
お金がなくて時間があるなら働いた方がいいんじゃないか? と思うものの、扶養控除うんぬんてややこしくて、これ以上稼ぐと税金かかるよとか、〇〇万以上稼いだら保険入ってねとか、その上「働き方によっては損するよ」(損てなんやねん)みたいに言われてよくわからないし、大体私は暇だと文句言うけど、仕事が多くても「休みたい」「家事との両立なんて無理よ!」とか文句言うので、ただない物ねだりばっかりしてるんだと思います。
週5働いていた時は、「時間ほしー。週3日勤務くらいが理想ー」と思っていたし(夢叶ってるやん)。
旦那にも「扶養範囲内で働けばいい」というお墨付きをもらえて、暇に過ごしていることを責められもしないし、時間があるっていうのはとっても豊かで贅沢なこと…なんですけどね。
お金がない、稼いでいないって思い込んでいるけど、冷静に考えてみたら去年より収入は増えている訳だし。
働いてる、と「休みたい」って言う
退屈だ、と「働きたい」って言う
「働け」って言われると、休みたくなる
「休んでろ」って言われると、なにかしたくなる
(金子みすゞっぽくしてみました)(え)
ほんと意味わかんねーっすね。
どこに行ったら満足するんだっていう。
なので、安寧を得る方法は、やっぱり『ここで満足する』なんだろうなあ。
つまんなくてもいー。
退屈でもいー。
て、いうか、良いんですよね。
何もしない時間や、退屈に善し悪しはなくて、ただ私が「何もしないなんて人生勿体ない」とか「時間を浪費してはいけない」と思い込んでいるだけで。
新しい仕事を始めた時も、「慣れれば」「そのうち慣れる」と言っていて、今はもう結構慣れてきたのですが、この「つまんない」「退屈」も時間が経てば慣れるし、普通になるのかな?
で、その上でやりたいことはやっていけばいいし、やりたくないことはやめていいし、何もしなくてもいい。…のかなー?
現在進行形なので結論出ない文章で申し訳ないのですが、備忘録なので堪忍やで。
一年後とかに自分で読んで、どんな気持ちになるのかな? 「アホだな私」って笑えたらいいなー。
つまんな過ぎてこの絵本も読みました。
このつまんないは、けっこう深くて面白いぞ。
休みでもお腹は減る。ので、びっくりドンキー
やることないので、せめてご飯くらいは『食べたいもの』を選ぼうということで、久しぶりに食べたいと思ったびっくりドンキーへ。
ランチドリンクがサイズアップしましたって書いてあって、元からそんな小さかったっけな? と思っていたらめっちゃでかいのがきました。
中ジョッキかよっていう。
これで120円はやすい。
泡も立っていて昼間から生中!みたいな感じですが、森のリンゴスカッシュです。
びっくりドンキーの盛りの多さ大好きや。
おろしそバーグステーキ。間違いなくうまい。
この丸っこいポテト、たまに飲食店で見ますが、息子が小さかったころ
「そのイモムシポテト、俺も食べたい!」
って、言ったのが面白くて今でも思い出します。
今週読んだ本
『失敗図鑑』
最近の子供向けのものっておもしろいなーと思います。
残念な生き物図鑑とか、うんこ漢字ドリルとか、真面目でおかしい。
インターネットの普及のせいか、今の子供たちはギャグとか面白いものを嗅ぎ付ける力がとてもあるし、それに応えようとする児童書もレベルがどんどん上がっていると思います。
本屋で児童書のコーナーを見ていて見つけたこちらの失敗図鑑も、偉人の『失敗』にフォーカスを当て、「どんなすごい人も失敗してるから気にすんな!」という素敵な本でした。
得意なこと以外がダメ過ぎるアインシュタインや、高慢過ぎて自分で作った会社から追い出されるスティーブ・ジョブズもグッとくるんですが、 中でも私が好きだったのはノーベル。
ノーベル賞のノーベルって、ダイナマイトを作った人だったって知ってました?
ダイナマイトって、すぐ爆発しちゃうニトログリセリンを持ち運びしやすくするために作られたって知ってました?
私は知らなかった。
山を削ったり、トンネルを作ったり、便利な反面、兵器としても使われてしまうダイナマイト。
ダイナマイトを発明して、がっつり儲けることになるノーベルでしたが、研究中の爆発事故で弟を失ったり、兄が死んだ際にはノーベルが死んだと勘違いした新聞記者に
『死の商人、死す』
という見出しで記事を書かれたり、失恋したりでもうメンタルもボロボロ(ノД`)
最期は心臓を悪くして亡くなるのですが、治すための薬にダイナマイトの原料であるニトログリセリンが使われていることから、薬での治療を拒否したそうです。
人々の役に立つために発明したダイナマイトも兵器扱いされ、世の中を恨んでもいいと思うのですが、おのれの死を悟ったノーベルは、「莫大な遺産を使ってノーベル賞を設立せよ」という遺言を残します。
こうして出来たノーベル賞は、国籍や性別を問わない公平さ、きっちり調べあげて受賞者を決める公正さで、今なお世界中で注目され続けています。
つい最近も盛り上がってましたよね(*´∀`)
もうなんか、ドラマチック過ぎやしませんか、ノーベル。
私だったら「莫大な遺産はあの世まで持ってく! だれにもやらねーよ、バーカ!」みたいな遺言を書いてしまいそうですが、ほんま素晴らしい人やで、ノーベル。
ほかの偉人たちもですが、もう成功にはもれなく失敗がついてますね。
賞賛には批判がセットだし、どっちかだけなんて有り得ない。
てことは、失敗は成功だし、批判は賞賛なのでは…?
私なんか挫折や失敗ばかりだから、栄光と、成功の人生と言っても過言ではないのでは…!(混乱)
ともあれ、教科書に載ってる人も、あの有名人も、もれなく失敗してるしヘコんでるし悩んでる。
失敗してもイーンダヨ! と思える本でした。
とはいえやっぱ恥ずかしいし悲しいから嫌なんですけど。尻込みしちゃうんですけど。
でもそれに腹をくくれたら、成功がくるんだろうな。
小学生にも大人にもおすすめです。読書の秋にぜひ。