7716リビング(実家)

群馬在住、30代主婦の日々のあれこれ

【雑記】3年の星占いを読んで思ったこと

こんにちは、7716です。

先日、職場の人におすすめされた石井ゆかりさんの『3年の星占い』という本を読みまして。

本のタイトル通り、星座ごとに3年間の星占いが読める本なのですが、読むうちに世界の真実が見えたので話をさせて下さい。

とはいえ雑記なので。まあ足を崩して、ルマンドでも食べつつ聞いてくださいな。


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あ、一個私食べるんでとっておいて下さい(食うのかよ)

 

 

3年の星占いを読んで思ったこと

何とも丁寧に12星座分、12冊出ている『3年の星占い』。

 他の星座はこちら

 

さそり座である私は、

今年は、結構波乱万丈で壁を壊すような時期。

来年は、壊した後の環境に馴染んでいく時。良い出会いや、収入も期待できる。

再来年は、移動の年。旅をしたり、色んなものを見る。

そうして、それ以降には『居場所を見つける』というのが星の流れだそうなのですが…

 

私たちって、物事、起きたことを、断片的に見ていますよね。

ひどいことをされて悲しい。でワンセット。

プレゼントを貰って嬉しい。でワンセット。

今日は退屈な日だったな。でワンセット。

として、認識していますよね。

 

でも、よくよく振り返ってみると、全部ひとつの線なんですよね。

冷たくされて悲しいと思ったことがあったから、優しくされて嬉しくなる。

プレゼントは毎日貰えないから、特別な日に貰えて嬉しい。

出かけたり、盛り上がった日があったから、今日は退屈に感じる。

ワンセットで完結ではなく、全部つながっているんです。

『3年の星占い』的に見ても、壁を壊す今年は、波乱万丈でぶつかることも失敗することも沢山ありそうですし、批判する人や離れていく人もいるでしょう。

それはきっと辛くて、なんだよー、もう嫌だ、って思うこともあるんじゃないかな。

でも次の年には、壁を壊したことで新しい景色が見えてくるし、今まで入ってこなかった新しい物や人が入ってくる。

それは、辛さ、批判、悲しみを経ないと得られないものでありまして。

そう考えると、そのマイナスにも見えた物たちは、全部プラスだったということで。

 

* 

 

先日、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』という映画を見まして、その物語の中でヒロインが車に轢かれるというシーンがあったんです。

パリの劇場で、ダンスレッスンをしているヒロイン。

それと同時刻に、タクシーに乗った女性、タクシーの運転手、寝坊した男性、トラック運転手などがそれぞれの人生を生きています。

それぞれの行動がちょっとずつ積み重なり、絡み合い、タクシーがヒロインを撥ねます。

そのどれもが、ひとつでも欠けていたら彼女は轢かれなかったはずなんです。

女性が違うタクシーに乗っていたら。ヒロインがもうちょっと着替えに手間取っていたら。違う人生になっていた。

バレエダンサーだったヒロインは、事故でもう踊れなくなってしまいます。

これだけ見たら、すっごい不幸じゃないですか。

何でこんな目に合わなきゃいけないの! と思うじゃないですか。

でも映画を見ていくと、彼女は事故に遭ったことで、主人公ベンジャミンと再会し、愛を育み、子どもを授かり、愛する人の最期を看取り、愛をしっかり抱きしめて死んでいくんです。

その為には、事故にあうことも、ひいては見知らぬ女性がタクシーに乗ること、トラックが横切ってタクシーを一瞬停めること、ヒロインが劇場のドアをあの時間に開けること、全てがなくてはならなかったんです。

 

って、考えたらさ。

ムダなことなんて、いっこもないなと。

映画のようにドラマチックには見えないかもしれないけど、たまにある喜びや幸せは、それまでの辛いこと、悲しいことのおかげで成り立っていて、それは全部必要だった。

これはすごいことですよ。

だってこの考え方でいたら、ポジティブなことは勿論、ネガティブなことも全部受け入れられちゃう。

全部に感謝出来ちゃうんですよ?

 

なので、今が辛い、悲しいという人は、ポジティブの基礎をまさに今、ガンガンに築いていることに気付きましょう。

信じられなくても、そう思ってみるだけでちょっと楽になるはず。

で、絶対に「うわー、楽しい!」「生きてて良かった!」って思う日が来るから。

そしてその日は、今現在の「辛さ」が無かったらきっとないものだから。

辛いことや、嫌なことは全部布石。この考え方は無敵で、世界の真実だと思います。

つまり人生はもうすでに完璧だったという訳ですな。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Blu-ray]

 

読んで下さってありがとうございます

これ、以前紹介した『悪魔とのおしゃべり』にも書いてあることなのですが、読んですぐの頃よりも最近身に染みてきたので、私なりの言葉で書いてみました。

7716.hateblo.jp

何もかも布石。そう思っていると、ちょっと「うーむ…」と思うことがあっても、「まあこれも何かの役に立つのかな」「はいはい、布石布石」「あざっす」と流せて、あまり落ち込むことがなくなりました。考え過ぎの方、おすすめです。

 

相変わらずとりとめのない雑記ですが、書いていて楽しいし読んでいただけると嬉しいです。

読んで下さってありがとうございました♪