7716リビング(実家)

群馬在住、30代主婦の日々のあれこれ

12月3週目 超うまい! ボンゴレバター!

アラサー主婦の備忘録(ヤマもオチもありません)

12月10日~12月16日 今週の出来事  

 

めっちゃ美味いパスタを食べました

私は人と食べ物の話をするのが好きです。

「うまそー!」って聞くのも好きだし、「あれ美味しいよ!」という話を聞いて、実際に買ってみたり食べに行ったりするのも好きです。

で、今回職場の人にオススメされたのがこちら。

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ポポットさんのボンゴレバター味です。

tabelog.com

もう、話を聞いてからずっと食べたい食べたいとなっていまして、時間が出来て即!食べに行きました。

いやー、美味いのなんの。とてもとても美味かった。

今まで食べたパスタで一番なんじゃないかな? って思うくらい美味しかったです。

私は割とパスタって一皿の途中で味に飽きてしまうことが多いのですが、これは最初から最後まで「うまいうまい!」で食べ切りました。

太麺のパスタに、こってりでちょっとジャンクなソースが絡みます。

ランチだと、プラス150円でサラダ食べ放題(席までよそいに来てくれます)と、飲み物一杯がつきます。お会計合わせて、千円ちょっとくらい。
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この適当なドレッシングもやたらうまい。

 

ポポットさんは初めて行きましたが、昔ながらの雰囲気でのんびりしていて居心地も良かったです。

ボンゴレのあさりの塩抜きが甘くてたまにジャリっとなるのも、お会計の際「おいしかったです!」と伝えたら「ああ…ハイ」みたいな反応だったのも逆になんか気楽で、肩ひじ張らずにうまいもの食べられるっていいなあと思いました。

新しくてキレイなカフェもいいけど、昔ながらのレストランも開拓していきたいなーと思いました。

教えてくれた職場の人には大大感謝です。

 

ファンタビを見ました

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 [Blu-ray]

ハリーポッターを見終わりまして、とても良かったんです。
で、まだこの世界から抜け出したくない! ということで、『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』を見ました。
そして私は強く思っています。
JKローリングと友達になりたい と。
彼女とは、絶対に気が合う気がする。
彼女の描くキャラクターの魅力ったらもう、私の心を鷲掴みにしてくるんですよ。

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今回の主人公のニュートは不器用で対人関係はあまり上手くなくて、でも魔法動物に対しては熱意が半端ない。
巻き込まれつつもいい仕事をするノーマジ(ノーマジック。つまり人間)のジェイコブも、優しくていい奴。
心が読めるキャラクターがいるんですが、その人に心を読まれても「あなたみたいないい人は見たことがない」「ずっと一緒にいたい」って言われるんだから相当ですよ。

キャラクターの性格もすごく好きなんですが、ビジュアルもとにかく良くて。
ニュートは顔も、衣装も私の好みどストライクだし、ジェイコブは小太りなおじさんなんですが、むしろそれがいい!
もっと見た目も麗しい美青年にも出来たのに、腐女子層を狙っていくことも出来たのに、あえて小太りのおじさんをキャスティングした人を私は讃えたい。

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(吹き替えもピッタリですっごく良かったです)

 

 私がハリーポッターシリーズを見て、特に何が良かったかって、キャラクターのダメなところがちゃんと描かれているってところなんです。

選ばれし者だって苦悩するしやられるし、ハーマイオニーだって勉強は出来るけど恋愛の方はなかなか上手くいかないし。

で、今回の主人公ニュートも、ダメだったり、足りてない部分が沢山あるんです。
ちょいちょいやられていたり、上手くいかなかったり失敗したり。
主人公としては頼りないなと思うところも多々あるんですが、それが逆に魅力的なんですよね。
出来ないところは無理に頑張らなくても、補い合っていけばいいよ。という世界が、とても心地良いのです。
ハリー対ヴォルデモートだって、力だったら絶対にヴォルデモートの方が強かったと思うんです。
でも何でハリーが勝てたかというと、仲間がいたから。
足りないところを補ってくれる仲間がいたから。その助けをハリーがちゃんと受け取ったから、勝てたんですよ。
だめなとこもできるとこも認め合って、助け合って、それってすごく優しい世界ですよね。

ファンタスティックビーストは、とにかくラストシーンが秀逸でボロッボロ泣けるので、未見の方はぜひ見てほしいです。

ハリーポッターシリーズを見ていない方でも、『人間は知らないけど、魔法使いは存在している。人間に知られない為の対策や決まりを重んじて、共存している』ということがわかっていれば面白く見られると思います。

ファンタビはこれっきりじゃなくてシリーズとして5作も作られる予定だそうで、今回が良すぎたのでちょっと心配ですが、JKローリングなら予想を遥かに超える良いものを作ってくれそうな気がする。

ちなみに『ハリーポッターと呪いの子』も買って読み始めましたが、いやはやこれも鷲掴みにされていまして、ほんとJKローリングと同じ時代に生まれてヨカッター!! と思う次第です。

 

今週読んだ本

置き薬を頼んでいるんですが、たまに来る集金のおじさんがすごく人当たりのいい穏やかな人で、好きなんです。 なので、おじさんが来ると出費があって「ああ…」と思う反面、会えて嬉しいのですが、訪問の際に広報みたいな冊子をくれるんですね。で、

「今回の特集は腸です。こちらのインタビューされている藤田さんという方、腸を研究しているお医者さんなんですが、寄生虫が腸内にいるとアレルギーにならないのでは? という研究のために、自分の腸にわざわざサナダムシを飼って、実験をしていたんですよ」

という説明を聞いて、「何それすごい! 変態科学者、面白そう!」と思ってインタビュー記事を読んだら、飼っていたサナダムシに名前を付けて可愛がるくらいの思った以上に変態だったので、気になって図書館で著書を数冊借りてきました。

著書は更に赤裸々に変態でした(すっごい褒めています)。

 

脳はバカ、腸はかしこい

『腸はバカ、脳はかしこい』 藤田紘一郎

 

このタイトルとてもインパクトありますよね。
そして、真理だなと思ったんです。
特に脳はバカってのは、身にしみてわかる。
だって脳が賢い司令塔だとしたら、今頃私は貯金もちゃんと出来ているし、ダイエットだって成功…むしろ、まず食べ過ぎないからダイエットする必要もなく、無駄に悩むこともないから精神的にも安定して、仕事や学業もきちんとこなしているはずですよね。
なのに、何かにつけて言い訳してサボってだらけて、落ち込んで。全然言うこと聞かない。
だから、やっぱり脳ってバカなんだと思います。


・私は今まで、脳がない生き物はいない、脳みそがなかったら死んじゃうと思っていたんですが、ミミズって脳みそがないんですって。
でもすごく地球の役に立っていて、ミミズ自身も幸せそうに生きていて、脳がない方がむしろ幸せなんじゃない? というのが興味深かったです。


・幸せホルモンのセロトニンは腸で作られているとか、腸のこと大事にしようと思いました。
当たり前だけど、食べるものってほんと大事だなあ。

でも忙しい時や面倒なとき、一番後回しにされちゃうのがそこなんだよなあ。


・この本は、色んな他の研究者の研究結果が引用されているのですが、唐突に『水からの伝言』をディスっていて笑ってしまいました。
「水にありがとうと書いた紙を見せたら綺麗な結晶ができて、ばかやろうと書いた紙を見せたらグシャグシャの結晶になった。そんな訳ねーだろ、エセ科学者が」
みたいに書いてあって、先生、これ本と関係なく、ただ言いたかっただけでしょw っていう。
私も『水からの伝言』は疑わしく思っていたので、ちょっとスッキリしました。
調べてみると否定派の意見も、どんどん出てくるし。

「水からの伝言」を信じないでください(外部リンク)(これすっごい面白いです)

 

その水からの伝言を使って、「人間の体は70パーセント水で出来ているから、いい言葉を使いましょう」という道徳的な話をするのが定番ですが、『結晶が綺麗だからいい、汚いからダメというのは、見た目だけで判断しているから道徳的にどうなんだよ』という意見も、胸がスっとした。
物事の一面しか見てないのに、全部がそうだと信じちゃうなんて、ほんと脳ってバカよね(*´∀`)と思った本でした。

(でもそういうことって往々にしてあるので、気を付けないとな、と思いました)

(なかなか深い)